【マンション売却】駐車場付きは高く売れる!?

マンションの売却価格を決めるポイントの一つに、駐車場があるかどうかがあります。特にファミリーマンションの場合重要です。ここでは、マンションの駐車場の種類と売却時の売れやすさの関係性を解説していきます。

ファミリー世帯にとって、車は必須アイテム

ファミリー世帯にとって、車は必須アイテム

郊外に大きくて魅力的なショッピングモールは、週末お出かけのテッパンとなって久しいです。特にファミリー世帯には、車の必要性は高いでしょう。

そのため、ファミリータイプのマンションを売却しようとしている方にとって、駐車場がついているかどうかは、人気が集まりやすいという点で、価格や売却できるスピードに影響を及ぼす重要事項と言えます。

また、駐車場がどのようなタイプであるかも、駐車場を必要とする買主にとっては関心事ですので、ポイントを押さえておきましょう。

  • マンション売却時に、駐車場があるかないかでマンションの人気は大きく変わる。

マンション駐車場の種類

マンション駐車場の種類

まず、マンションにおける駐車場の種類と特徴を整理しておきましょう。

平置き駐車場

平置き駐車場(もしくは平面駐車場)は、車道と同じ高さにあって、そのまま停められる駐車場のことをいいます。屋根がある場合も同じ平置き駐車場です。

平置き駐車場のメリットは、使い勝手が良いことでしょう。いくつもの急な坂を上らないといけない立体駐車場よりも、アプローチが楽です。

デメリットとしては、マンション戸数分の駐車台数を確保しづらく、運悪く抽選からもれてしまった方は、近隣の駐車場に停めないといけないとなると、駐車場が必須の方の購入意欲に大きく影響することが考えられます。

立体駐車場

平置き駐車場と反対に、立体駐車場はアプローチが面倒ですが、駐車スペースを確保しやすく、全戸分をまかないやすいというメリットがあります。

ただし、建設コストがかかりますので、マンション価格に上乗せされます。余談ですが、駐車場代が破格に安いマンションがたまにありますが、マンション価格に上乗せされているだけですので、冷静に判断して下さい。

立体駐車場には、自走式と機械式があります。自走式とは、ショッピングセンターの駐車場によくあるタイプの立体駐車場です。

機械式駐車場

機械式とは、都会によくあるタイプで、タワー内や地上、地下に車を上下させ、エレベーター方式で出入庫します。

機械式のメリットには、平置きや自走式と比べて駐車場代が安い、いたずらや盗難を防ぐことができる、屋上以外は屋根があるという点が挙げられます。

機械式のデメリットは、出入庫に時間がかかることです。入出庫が他の人と重なったとき、雨が降っているときなど、特に不便を感じるでしょう。

また、地震の際は、機械式であるがゆえに安全性の確認のための時間を要したりします。大雨の際は、地下部分が水没する可能性があったりするので災害時の対応を考える必要があります。加えて、機械式駐車場を採用しているマンションは、他の駐車場タイプと比べ、一般的にはマンションの修繕積立金も高くなる傾向にあります。

以上、マンション駐車場のタイプと長所短所について説明しました。それぞれの特徴を把握し、効果的に買主へアピールしたいですね。

  • マンションの駐車場の種類には、平置き駐車場・立体駐車場・機械式駐車場の3つある。
  • 平置き駐車場(もしくは平面駐車場)は、車道と同じ高さにあって、そのまま停められる駐車場のこと。
  • 立体駐車場はアプローチが面倒ですが、駐車スペースを確保しやすく、全戸分をまかないやすいというメリットがある。
  • 機械式とは、都会によくあるタイプで、タワー内や地上、地下に車を上下させ、エレベーター方式で出入庫する駐車場。

マンション売却時の駐車場の扱い方

マンション売却時の駐車場の扱い方

次に、マンション売却にともなう、駐車場使用権についてご説明いたします。この認識を間違うと、思わぬトラブルへと発展しかねませんので、しっかりと押さえておきましょう。

駐車場部分が共有スペースであった場合

まず、ありがちな間違いとして、「マンションを売却すれば駐車場も一緒についてくる」という誤解があります。売主が使っていた駐車場を、そのまま買主に使ってもらえばいいと安易に考えてはいけません。

もし、駐車場部分が共有スペースであった場合、マンション売却とともに駐車場の使用権はマンション管理組合に移ります。ですので、買主が駐車場を借りたい場合は、管理組合に一から申請しなくてはいけません。

つまり、他に空きを待っている住人がいた場合、買主がそのまま駐車場を借りることはできません。この点を押さえておかないと、トラブルになりかねないのは想像できますね。

あなたが借りている駐車場使用権について、買主に伝えておく必要があります。

駐車場に十分な空きがある場合でも、機械式駐車場などは、駐車できる車の大きさに制限がある場合もありますので、そういった点も買い主の方に伝えてあげると安心して購入してもらえます。

駐車場の使用権付きの場合

また、マンション所有者が駐車場の使用権を所有している場合があります。分譲時に駐車場の所有権を一緒に購入する「所有権分譲型」と、駐車場は共用部分で専用使用権を購入している「専用使用権分譲型」があります。

この場合は、あなたがマンションを購入した時に、その分が価格に反映されています。そのため、部屋部分とは別に駐車場の価格を上乗せします。

駐車場の使用権がついているかどうかで、同じマンション内でも価格設定に影響します。固定資産税などの負担もありますが、例えば、「○○号室はうちよりも安いですが、駐車場の使用権がありません。駐車場が必要なら、うちの部屋がオススメですよ。」と言えることもあります。そうすると、より高い価格でより早く売れる可能性がでてきますね。

  • マンションを購入すれば、駐車場もついてくるという誤解をしている可能性もあるため確認が必要。
  • 分譲時に駐車場の所有権を一緒に購入する「所有権分譲型」と、駐車場は共用部分で専用使用権を購入している「専用使用権分譲型」がある。

駐車場マンションのまとめ

駐車場マンションのまとめ

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  1. マンション売却時に、駐車場があるかないかでマンションの人気は大きく変わる。
  2. マンションの駐車場の種類には、平置き駐車場・立体駐車場・機械式駐車場の3つある。
  3. 平置き駐車場(もしくは平面駐車場)は、車道と同じ高さにあって、そのまま停められる駐車場のこと。
  4. 立体駐車場はアプローチが面倒ですが、駐車スペースを確保しやすく、全戸分をまかないやすいというメリットがある。
  5. 機械式とは、都会によくあるタイプで、タワー内や地上、地下に車を上下させ、エレベーター方式で出入庫する駐車場。
  6. マンションを購入すれば、駐車場もついてくるという誤解をしている可能性もあるため確認が必要。
  7. 分譲時に駐車場の所有権を一緒に購入する「所有権分譲型」と、駐車場は共用部分で専用使用権を購入している「専用使用権分譲型」がある。

ここまで見てきたとおり、駐車場の有無は、売却のしやすさに関係することは間違いありません。ただし、住んでいる場所や立地条件によってその関係性は変わってくると考えられます。

東京などの大都市か地方都市か、鉄道網の発達具合や駅からの距離などによって車の必要性は当然変わります。車の維持費や利用頻度を考えて、車を保有するよりレンタカーやカーシェアで対応される人もいます。

また、高齢化や人口減社会を考えると、資産性の維持しやすい物件とそうでない物件の二極化は、ますます進んでいくでしょう。そういった状況では、立地条件の良い駅近の物件の需要が高く、資産価値を維持しやすい傾向になっていくことが考えられます。

そのため、マンションを購入する際には「資産性という面を考慮して、維持費のかかる駐車場付き物件より駐車場がなくても立地条件を優先する」という考え方があることを知っておいても損はないでしょう。

もちろん、駐車場があるに越したことはありません。

ただし、マンション売却時には、駐車場の有無と同時に交通利便性や駅からの距離など、より資産性の維持しやすさを積極的にアピールすることも必要となるでしょう。

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