不動産売買のお客様担当者が教えます!~土地に関する難しい用語~

不動産会社の担当者と話をしていて、「今の用語、どういう意味だろう…?」と疑問に思った経験、ありませんか?その瞬間、タイムリーに質問できれば良いのですが、話が進んでしまうと、なかなか後戻りしてまで聞きづらい場合もありまよね。そこで今回は、知っておくと知識が深まる、土地関係の難しい用語を解説しましょう。

崖線

宅地としては使用できない斜面部分、いわゆる“崖地”が連なっているところを“崖線(がいせん)”といいます。崖線の多くは緑が連続していて、なおかつ湧き水や豊かな動植物形態が残っている場合が多いですね。

近年、傾斜地マンションの建設などにより、崖地の緑等が喪失したり、崖線が分断されたりしていることから、崖線は自然保護・保全の取り組みが必要な場所と位置付けられています。例えば、東京都では”国分寺崖線“を保全するために、条例で地区を指定して建築構造や色彩などの制限を定めた例もあります。

地方だけでなく都会のほど近くにも崖線は存在しますので、これから不動産売買をする方は、目にする機会もあるかもしれませんね。

宅地造成

宅地以外の土地(森林、農地など)を宅地等にするため、土地の形質を変えることを“宅地造成”といいます。ちなみに、工場跡地など、すでに宅地である土地の形質変更も宅地造成と呼ばれますね。

具体的には、傾斜をなくすために切り土や盛り土をしたり、擁壁や排水施設を設置したり、地盤の改良をしたりすることが該当します。

また、高さ2m以上の崖が生じる切り土、1m以上の崖が生じる盛り土などを行う際は、都道府県知事から開発許可を受けなければいけません。

ひな壇

“ひな壇”と聞くと、皆さんは桃の節句でお雛様を飾る台を想像するでしょう。ただ土地用語では、階段状になった造成地のことを“ひな壇”と呼んでいます。

名前の通り、お雛様を飾る台のような形が名前の由来で、風通しが良い、高い位置にあるものには眺めが良い、湿気が少ないといった特徴があります。ただひな壇は丘陵地などを切り開いたものであるため、傾斜が急になっていることが多く、人や自転車が上り下りするのは少し辛いでしょう。

ちなみに、各区画の日当たりも良い南斜面のひな壇は“南下がり”と呼ばれていて、好条件なことから分譲価格も高めの物件が多いです。

原野商法

地方のほとんど経済的価値のない山林や原野を「将来必ず値上がりする」など詐欺同然の謳い文句で売りつけることを“原野商法”といいます。これは1980~90年代に流行した悪徳商法で、中には実勢価格の数十倍~数百倍の価格で売りつけたり、半ば強制的に契約させたりと極めて悪質なものもありました。

また2000年代前半~後半にかけては、過去原野商法の被害に遭った方を対象に「土地を処分します」といった話を持ちかけ、造成工事費や測量費、広告費などを騙し取るという事案も数多く発生しています。これは“第2次原野商法”と呼ばれ、社会的に大きな問題となりました。

ちなみにたとえ無価値に等しい土地を売りつけられた場合でも、買主が転売利益を目的に購入した場合などは、売主が詐欺行為を行ったとは認められないケースがあります。第2次原野商法が流行してから、すでに10年以上が経過していますが、今後も同じような悪徳商法が流行しないとは限りませんので、怪しい勧誘等には注意しましょう。

まとめ

今回解説した用語は、不動産売買をする方であっても、それほど頻繁に触れる機会のある言葉ではありません。ただ、冒頭でもお話ししたように、不動産会社の担当者が話す言葉の中には前述の用語が含まれている可能性もありますので、知っておいて損をすることはないでしょう。

もちろん、担当者は基本的にわかりやすい言葉で説明してくれますが、“備えあれば憂いなし”といったところです。納得して取引を進める上で、知識を蓄えておくことが大切です。

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